TMIDI Player 取扱説明書 No.1

1.1 必要条件

必要最小限の構成

TMIDI Playerを実行するには、次のうちいずれかのシステム構成が必要です。

また、MacintoshのWindowsエミュレータソフト、『SoftWindows』での動作報告を得ています。シリアルMIDI I/Fなら動作可能だそうです。

推奨システム

作者の開発環境の関係上、Windows NT 4.0/2000、もしくは、Windows 98/Meでの動作を推奨いたします。

TMIDI Playerを快適に使用するには、次のシステム構成が最適です。

注意 Caution!!

TMIDI Playerは、Windows 3.1+Win32s もしくは、 Windows NT 3.5/3.51 では動作しません。


1.2 インストール

  1. TMIDI専用のフォルダを任意の場所に作成します。
  2. TMIDI.EXE, TMIDI16.DLL, TMIDI95.DLLをその専用フォルダにコピーしてください。
  3. TMIDIを起動し、メニューの "オプション(O)-MIDI設定(M)"を開きます。このダイアログにて、ご使用されている音源の設定をします。

1.3 オプションDLLについて

1.3.1 UNLHA32.DLL

TMIDIはUNLHA32.DLLが存在すると、自動的にUNLHA32.DLLとリンクして、利用可能となります。UNLHA32.DLLが利用可能状態になりますと、LZHファイルを展開せずにアーカイブ内のMIDI演奏データファイルを演奏できます。

UNLHA32.DLLは、?:\WINNT\SYSTEM32、もしくは、TMIDI.EXEと同じフォルダにインストールしてください。

Windows 95/98/Meでは、?:\WINDOWS\SYSTEM です。

また、作業用領域として、%Temp%\TMIDILZHフォルダ内を使用します。ゴミが残っていると、誤作動の原因となりますので、定期的にチェックしてみてください。

1.3.2 DirectX

TMIDIでは、DirectXの機能を用いて 解像度の変更、色数の変更、パレットフェード時のチラツキ防止をいたします。DirectX2以上で動作します。

ビデオカードやドライバによっては、DirectXの初期化時に問題が発生して、TMIDIが起動できなくなる場合があります。このような場合は、HKEY_CURRENT_USER\Software\Fummy\TMIDI Player の、 "DDNoRead"の値を 1 にしてください。環境設定の"DirectDrawをロードしない"をチェックするのと同じ効果となります。

1.3.3 DV2WRD32.DLL

DV2WRD32.DLLによって、DVファイルをWRDに変換して表示する事が出来ます。Nissyさんのご都合により、DV2WRD32.DLLは現在単独公開していません。そのため、TMIDIに添付させていただいております。

1.3.4 UNZIP32.DLLについて

UNLHA32.DLLへの対応と同じように、TMIDIはUNZIP32.DLLが存在すると、自動的にUNZIP32.DLLとリンクして利用可能になります。UNZIP32.DLLが利用可能状態になりますと、ZIPファイルもしくは、NEOファイルを展開せずにアーカイブ内のMIDI演奏データファイルを演奏できます。

その他は、UNLHA32.DLLと同様です。

1.3.5 RCPCV.DLLについて

SMFナイフDLLを利用し、かつRCP,G36ファイルを演奏させる場合、RCPCV.DLLが必要になります。このDLLは、RCP,G36形式のファイルをSMFにコンバートします。

ふみぃのソフトウェア工房にて公開されています。

1.2.6 SMFK32.DLLについて

3.11 SMFナイフDLLをご覧ください。


1.3 アンインストール

添付のインストーラを使用した場合は、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」でアンインストールして下さい。

レジストリの内容を削除したい場合は、レジストリエディタを使って、HKEY_CURRENT_USER\Software\Fummy\TMIDIの中にある値を全て削除してください。


1.4 新機能

申し訳有りませんが、アーカイブに添付しております、README.TXTをご覧ください。