TMIDI Player 取扱説明書 No.2

2.1 簡単な使い方

TMIDIでMIDIファイルを演奏するには、いくつかの方法があります。

2.1.1 ファイルを開く

メニューバーにある、"ファイルを開く"を選ぶと、ファイル選択ダイアログが開きます。ここで、聞きたいMIDIファイルを選んでください。また、LZH/ZIP/NEOファイルを直接開くことも出来ます。(UNLHA32.DLLもしくは、UNZIP32.DLLが必要です)

2.1.2 フォルダを開く

メニューバーにある、"フォルダを開く"を選ぶと、フォルダツリー表示が出ます。開きたいフォルダを指定して実行してください。

2.1.3 Drag&Drop

TMIDIはエクスプローラからのファイルのドロップを受け付けます。複数のファイルを指定することも出来ます。また、フォルダをドロップした場合は、サブフォルダを含めてリストに追加します。

2.1.4 DDE

TMIDIはDDEを使用して演奏させることが出来ます。詳しくはTMIDI DDEインターフェースを読んでください。

また、エクスプローラでダブルクリックした場合は、DDEを使用して処理しますので、2重起動することはありません。

2.1.5 コマンドライン

TMIDIではコマンドラインを指定して読み込むべきファイル名を指定することが出来ます。また、すでに起動中の場合は最初に起動されたTMIDIに自動的に制御が渡されます。

構文は、

TMIDI [ファイル名] [/M:対象音源名]
となっております。

ファイル名にスペースが含まれる場合は ""でくくる必要があります。また、対象音源名には、module.defに記述されている音源識別子を指定してください。現在のバージョンでは次のような音源識別子が存在します。

存在しない識別子を書いた場合は、エミュレーション機能がうまく動かなくなります。また、ユーザーが追加した識別子も指定可能です。

V:\>TMIDI Z:\DATA\MIDI\MUSIC.RCP
V:\>TMIDI "Z:\DATA\MIDI\TEST DATA.MID" /M:SC-88
V:\>TMIDI Z:\DATA\MIDI
V:\>TMIDI Z:\DATA\MIDI\FILES.TO2

2.2 キーボードによる操作

TMIDIは、キーボードによる操作が出来ます。デフォルト状態では次のようになっております。ここでは、主要なキーのみを取り上げます。詳細は環境設定中のキーボードカスタマイズで調べてみてください。

以下はテーブルを使用しています。

WRDウィンドウ切替 F5
DOCウィンドウ切替 F6
演奏モニタ切替 F7
最大化 F9
再生/一時停止 F11, Ctrl+P
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